鍼灸治療のコンセプト

鍼灸の作用機序

鍼や灸でツボを刺激すると、刺激を受けた感覚受容器※1から知覚神経※2を経て脊髄神経※3へ、そして脳※4へ伝わり ます。脳にある痛みをコントロールする部位に作用して痛みを緩和させたり自律神経を介して全身に作用 します。

また、東洋医学の考えでは経絡という気の流れる道や線路のようなものがあって、その中でも気の集まる駅 のようなところがツボです。

このツボを鍼や灸で刺激することで気を集めたり流れを良くしたりし、全身のバランスをとり体調を整えて いきます。

お灸について

お灸とは、草餅にも使われているヨモギの葉を乾燥させて精製した「もぐさ」を使って身体を温める治療です。

当院では、もぐさを直接皮膚に当てない「温灸」を使用するので、治療を受けているとちょうどツボを温泉で ぬくめているような感覚です。

身体を温める作用に優れているため、冷え性はもちろん、冷えて悪化する腰痛、膝痛、月経困難にも大変効果 的です。本当に気持ちいいので、ぜひ一度お試しください。


お灸による施術(冷え性・腰痛・膝痛・月経困難に効果的です)


鍼による施術(筋肉の緊張をゆるめ、血行状態をよくします)

三陰交を刺激

骨盤内の卵巣や子宮の血流がアップ!

足三里の刺激

胃が活発に動き出す。胃腸の働きを促す。

鍼灸治療に抵抗がある方へ・・・

刺さない鍼もあります。皮膚に当てたり、軽く当てて擦ったりしてします。子供にする小児鍼もそうですし、肌の敏感な方や鍼を極端に怖がる方におすすめしています。